商品流通プラットフォーム事業などを展開するオークファンはこのほど、中国の卸売市場「義烏マーケット」を運営する中国企業の浙江中国小商品城と戦略的パートナーシップ契約を締結した。
義烏マーケットは中国の浙江省義烏市にあり、７万５０００社以上のサプライヤーが出店。２０２２年の市場流通額は４兆円となっている。
今回、両社がそれぞれの自国で保有する卸売業界のプラットフォーム・会員データベースを生かした提携を実施。まず、日本国内の展示場を拠点とし、義烏マーケットの良品を日本全国へ展開するほか、両社が有するオンラインでの仕入れ・卸プラットフォームを連携させて、互いの展示場を各プラットフォーム内に設置する。
また、オークファンが運営する価格相場検索サイトを浙江中国小商品城でも展開して、日本での様々な商品価格相場を把握することで、中国のバイヤー・サプライヤーが日本企業と輸出入を行う際のサポートも図る考え。