ZOZO(ゾゾ)とZOZOテクノロジーズ()は9月28日、ファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」で、ユーザーが閲覧するコーディネート画像からファッションアイテムを検出し、似ている商品を検索できる「類似アイテム検索」の提供を始めた。
新機能はコーデ画像上にある「画像検索アイコン」をタップすると、閲覧中のコーデに使われているファッション商材の形や質感、色柄などをもとにAIが似ている商品を検出して一覧表示する(画像)。検出したカテゴリーから探したい商品を選択でき、「ゾゾタウン」で扱う約281万点(SKU単位)の中から似た商品を探し出すことが可能だ。
類似アイテム検索を行う際は男性、女性、キッズの中から見たいアイテムを絞り込むことができるため、コーデそのものの性別や年齢に限らず、欲しい商品を探すことが可能で、1枚のコーデ画像から、大人と子どもの似ている商品をそれぞれ検索し、親子でおそろいコーデを楽しむことなどもできる。
同検索機能は「ゾゾタウン」のスマホブラウザとアプリに導入しているほか、「ウェア」のスマホブラウザにも先行実装しており、「ウェア」のスマホブラウザでは導入前と比べて商品に興味を持つ人や購入する人の割合が約1・5倍になるなど、「ウェア」や「ゾゾタウン」の利用拡大にも寄与している。なお、同機能はジャケットやトップス、帽子など9カテゴリーに対応しており、今後も順次拡大する予定だ。