中国向け越境ECアプリの「豌豆(ワンドウ)」を展開するインアゴーラは3月1日、日本航空(=JAL)と連携して、JALが厳選する日本商品販売の本格展開を開始した。
両社は昨年12月に業務提携し、ワンドウ内に「日本セレクトコーナー」という地方を特集したコーナーの中で、JALが日本各地の商品を扱う「日本航空優選」を開設していた。今回、食品企業の出品が拡大したことで、本格展開に至ったという。
また、インアゴーラでは北米向けにも事業展開しており、2021年8月より現地のアジア系アメリカ人向けにアジア製品を販売する仮想モール「Yamibuy」に、23年2月にはアジアの食料品・日用品に特化した仮想モールの「Weee!」に出店している。日本航空優選の商品についても、これらの販路を通じて北米向けに販売していく。