ケーキ・スイーツ専門の通販サイトを運営するCake.jp(ケーキジェーピー)は3月19日、「Cake.jp」のユーザー投票によって”心の温度が上がる”スイーツを作るパティスリーを選出する「Cake.jp Award2024」の授賞式を都内で開催した。
同アワードは料理技術の高さや味わいの完成度、デザインの独創性、安定した配送供給など、さまざまな要素を考慮。「Cake.jp」に加盟する1700店舗の中から「ベストパティスリー賞」5店舗と、デビューから5年以内で今後の活躍が期待される「ベストニュースター賞」2店舗を選出した。
ベストパティスリー賞は宮崎の「メモラーブル」、愛知の「ミルキーモコ」、東京の「松竹圓」、新潟の「アグリーダックリング」、埼玉の「菓子工房オカダ」が、ベストニュースター賞は大阪の「カステラのあかちゃん」と神奈川の「コンステレーション」がそれぞれ受賞した。
ベストパティスリー賞受賞店の「メモラーブル」は3児の母である日高オーナーが始めたケーキ店で、19年に販路をEC一本に切り替えて「Cake.jp」に加盟。推し活で人気のセンイルケーキ(韓国ケーキ)などの販売で月間平均受注2000台以上を売り上げる人気店となっている。
ベストニュースター賞の「カステラのあかちゃん」は大阪で1周年を迎えたばかりの店舗で、ベビーカステラに焼き印で顔をつけるアイデアで人気となった。山野オーナーは「ベビーカステラは祭りの屋台でよく見かけるが、コロナ禍で祭りもなくなり、世の中を元気づけたいと思って始めた。これからも笑顔を届けるために頑張りたい」と喜びを語った。
また、Cake.jpの高橋優貴社長はあいさつで、「ネットでケーキを購入する人はまだまだ少ない。ケーキのEC購入が当たり前の体験となるように、アワードを通じて情報発信していきたい」と話した。