アマゾンジャパンは４月２２日、運営する通販サイトで注文された商品を入れて顧客が開錠して受け取ることができるアマゾン専用宅配ロッカー「Ａｍａｚｏｎ ロッカー」を全都道府県に設置したと発表した。
来店者の利便性向上や来店促進などを狙いたい店舗などと連携して、連携先の店舗や敷地内にアマゾンが商品引き渡しのために設置を進めている「Ａｍａｚｏｎロッカー」は２０１９年９月からまず東京や神奈川を中心に私鉄の駅をはじめ、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、大学などへの設置を開始。その後、関東圏や関西圏、福岡、北海道など設置エリアを広げ、今年に入り、薬局「ココカラファイン田和山店」（島根県松江市）に設置されたことで未設置県だった島根県にも導入され、全都道府県に同ロッカーの設置が完了したという。現状、ロッカーの設置数は約４０００台となっている。
認知アップなどを狙い、４月２２日から５月１９日まで富山県、石川県、福井県、鳥取県、岡山県、徳島県、香川県、愛媛県、佐賀県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の１３県に設置しているロッカーについてそれぞれの名称を利用者から募集する「祝・４７都道府県コンプリート『Ａｍａｚｏｎロッカー命名キャンペーン２０２４』」ロッカー命名キャンペーン」を実施、集まった名前案はタレントのみやぞんさんが選定し、６月ごろをめどに発表するという。