小規模保育園を運営するスマイルリンクは7月17日、就労継続支援事業所の福産品を販売する、社会にやさしい通販サイト「haguつむぎふと」をオープンする。
同社は、保育園の運営や放課後等デイサービス、就労支援事業などを手がけている。就労支援事業では、就労継続支援事業所の福産品を購入し、園児のパン給食、職員の弁当などに活用しているが、ハンディキャップを抱える人がていねいに作った商品を扱う通販サイトを立ち上げることで、就労支援の生産活動に貢献するとともに、「人は皆尊厳を持って自由に生きる権利がある」「誰一人取り残さない支援」といった社会の実現につなげたい考え。
「haguつむぎふと」では、パッケージにもこだわった菓子や紅茶、手ぬぐい、バッグ、サウナハットといった食品や雑貨を中心に販売する。
サイトは個人と法人のどちらも利用でき、中小企業には福利厚生の一環として提案。中元・歳暮や手土産など数量の多い注文にも対応するという。