ゴルフ用品のネット販売などを行うゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は5月1日、オンラインによるQ&A形式で、適切なドライバーを提案するサービス「Easy Web Matching(イージーウェブマッチング)」を開始した。
同社によると、ネットでゴルフクラブを購入する際、実店舗のように相談することができなかったり、選択肢が多くて商品を選びづらいケースがあるという。
そのため、同社では2019年10月より、プロも使用する弾道測定器を使ったショット分析でゴルファーそれぞれに合ったベストなゴルフクラブを提案するサービス「GDO Matching LAB(マッチングラボ)」を開始。これまでに5000例を超える試打データを蓄積し、「使用しているゴルフクラブ
」と「悩み」の組み合わせに対して改善パターンを提案してきた。
今回は、これらの分析データに加えて、約20年前から最新モデルまでの「ヘッドの重心・慣性モーメント」「シャフトの調子係数」などをデータベース化し、その組み合わせによる膨大なデータを活かした、悩み解決に適切なドライバーをオンラインで提案するサービスを開発。
診断の流れとして、利用者が現在使っているクラブのヘッドとシャフトを入力し、悩みの内容(フック・3段階、スライス・3段階、上がらない、上がリすぎる、上下のばらつき、左右のばらつき、飛距離)を選択。同サイトでそれを受けて、最新モデルの中から最も悩みが解決できるモデルを数タイプ提案。利用者はその中から好みのヘッドを選択し、その後、シャフトについても同様に複数の提案から選択して、2つの組み合わせ結果から商品ページへ直接アクセスが可能となる。
なお、対象となるのは男性用ドライバー(右利き)で、最終的に提案するクラブは、特定のメーカーに偏らないフラットなロジックとなっている。