スーツの企画・販売を手がけている青山商事は自社通販サイトのバーチャル試着サービスに関して、1度に2つのアイテムが組み合わせ可能になるように機能を刷新した。
同試着サービスはアパレル支援サービスを行うSally127(=サリーワンツーセブン、同台東区)が手がけているもの。試着したい色やサイズを選択し、自身の身体のサイズを入力後に、スマホで撮影するだけで実際に試着しているような体験が得られる。青山商事では2023年9月に導入しており、24年11月にはレンタルサービスの「hare:kari(ハレカリ)」の一部商品にも導入するなど、対象アイテムを拡充していた。
これまでは機能として、1アイテムのみでの試着にとどまっており、複数のアイテムを組み合わせることの多いビジネスウエアにおいて課題となっていた。今回は、サービスをアップデートして、アウターとインナーなど、異なる2つアイテムを自由に組み合わせてリアルな試着が体験できるように改善。
また、移動中やカメラが使えない時でも気軽にバーチャル試着を体験できるように、あらかじめ撮影した自分の写真にも洋服を試着させることができるようにしている。これにより気になる商品は、時間や場所を選ばず試着が可能となっている。