オークファンは子会社のSynaBiz(=シナビズ、同)が運営するBtoBの卸専用仮想モール「NETSEA(ネッシー)」において、「TikTok Shop」とのシステム連携を開始し、ライブコマースによる商品販売を導入した。
同モールでは売り手側(サプライヤー)としてメーカーや卸売などの企業が出店・出品し、買い手側(バイヤー)である小売企業や個人事業主などが購入している。今回、TikTok Shopとのシステム連携を行ったことで、TikTokのライバーが同モール上の商材を活用して、在庫を持たずにライブ配信を通じて一般消費者にも商品を販売することができるようになるという。
ライバーはモール上にある好きな商品を選んでフォロワーなどに紹介し、要望に応じた商品も提供。商品は倉庫から配送されるため、ライバーは配信に集中することができる。商品代金はシナビズを経由して、ライバーに報酬として支払われる。
ライバーを自社で抱えていなかったり、配信のノウハウがないというサプライヤーに対しては、TikTok Shop上で代行販売をできる同社提携のライバーをマッチングすることも行う。