靴メーカーのアシックス商事は6月16日、運営する「ASICS Walking公式アプリ」に、3次元足形計測機「INFOOT2」で計測した「3D足形計測データ」を表示する新機能を搭載し、ユーザーが実店舗やオンラインストアで靴を選ぶときの参考になるようにした。
新機能は公式アプリをダウンロード、会員登録した上で、全国のアシックスウォーキング直営店の全店に導入している「INFOOT2」で足形を計測することで利用できる。
同計測機は赤色レーザー光を8台のカメラで撮像して足の3D形状を計測するもので、足長、足幅、足囲、かかと幅、足高、アーチ高、かかと傾斜角度など9つの項目を片足当たり2~3秒で計測。これらの計測データをもとに専門スタッフが顧客の要望に応じて足に合った靴を提案している。
これまで、同社ではアシックスウォーキング直営店で計測した足形データを紙で渡していたが、公式アプリに「3D足形計測データ」の閲覧機能を追加するで、スマートフォンで手軽にアクセスできるようになる。
アプリ上には最大4種のデータを保存可能で、「INFOOT2」の計測結果2回分のほか、左右の3D足形画像を確認できる。
画面上に表示される3D足形画像は指でなぞりながら動かすことで、足形を360度見ることができ、実店舗はもちろん、通販サイトでの買い物時にも参考になるという。