シップスが古着販売の通販サイト開設、販売員や上位顧客から回収

 セレクトショップ運営のシップスは7月1日、古着を販売する通販サイト「SHIPS CYCLE MARKET(シップスサイクルマーケット)」を開設した。持続可能な未来への取り組みとしてリユースプロジェクトを始動。全国の店舗スタッフが着用した衣料品や顧客が大切にしてきた商品を回収して検品し、再販可能と判断したアイテムを丁寧にメンテナンスすることで、品質が保たれた〝シップス認定リユース品〟として販売する。

「シップスサイクルマーケット」(画像)で展開する古着はシップスで過去に取り扱ったアパレル製品で、アイテムの状態と製造年数に応じて新品販売価格の30~40%程度で販売する。

通販サイトでは商品状態の詳細情報を開示するほか、返品・交換サービスを設けて古着でも安心して購入してもらえるようにする。

初期は、同社のスタッフと「シップスメンバーシップクラブ」のシルバー会員以上に限定し、ウェブサイト経由で衣料品を回収。5000点を超えるアイテムを収集した。

古着はブランドのガイドラインに沿った基準で査定・仕分けし、提携工場でクリーニング・修繕を行った後、撮影や商品情報を登録してオンラインで販売する。

配送面については、comvey(コンベイ)社が手がける環境配慮型パッケージの「シェアバッグ」およびオペレーションシステムを導入した。シェアバッグは使い捨てせずにシェアするエコな梱包バッグで、届いたバッグは折りたたんで郵便ポストに投函して返送したもらうことで梱包廃棄物が発生しないという。

利用者は「シップスサイクルマーケット」で商品ページの「梱包方法」でシェアバッグを選択すると商品がシェアバッグで届き、ゴミやCO2排出量の削減に貢献できるだけでなく、次回の注文に使える500円引きクーポンを獲得できる。

なお、今回、シップスが回収した古着の品質は高く、厳しい検品基準で確認した結果、80%以上が再販できる状態だった。再販できない回収品についても、提携先を通じて繊維製品の素材や固形燃料などにリサイクルし、資源の循環を図る。

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