仮想モールの「Ｑｏｏ１０」を運営するイーベイジャパンは１２月２１日、同モールがセレクトした商品を取り扱う認定ショップとして「Ｑｍａｒｔ（キューマート）」を開設したと発表した。
同ショップはコスメやファッションアイテムに加え、飲料や菓子などの食品、ペットフード、洗剤、ティッシュペーパーなどの日常的に消耗する日用品を一度にまとめ買いできる売り場として開設。日々の暮らしに役立つ生活用品を、同一モールでまとめて購入できるようにすることで、配送コストの削減をはじめ、注文の手間や時間の短縮につながる効果を見込んでいる。
同ショップでの合計購入金額が３９８０円以上の場合、送料無料となる。
また、オープン時での取扱商品数は約１万点となり、１年後の２０２４年１２月には１０万点の商品を取り扱う予定。
今回の取り組みについて、出店者にとっては同モールの登録会員数のメインである若年層女性に新製品をサンプルとして送付するなど、マーケティングの役割を担うプロモーション活用も可能としている。
なお、同社によると現在、同モールの登録会員数の約８０％が女性で、１０代から３０代のユーザーが約７０％を占めており、特に韓国コスメを中心とするビューティとファッション関連の商品が全体の流通額を伸ばしているとした。