同社が開設したのは「リタ的ハッピー・クローゼットSHOP」(画像)。リタさんは女心をくすぐるアイテムを紹介する著書「リタ的ハッピー・クローゼット」を数年前に出版しており、マガシークではこれをヒントに人気スタイリストが目利きした商品をネット上で紹介して、そのまま購入できるようにした。
リタさんがスタイリストを務める雑誌「Oggi(オッジ)」の読者とマガシークのメーン顧客が30代と重なることから、当該層のさらなる開拓と売り上げ拡大につなげるのが狙いだ。
今回、取り扱うのは衣料品だけでなく、ライフスタイルグッズなどカテゴリーを固定せずに、リタさんがセレクトした商品を販売するという。
各商品にはおすすめポイントを掲載するなど詳しく紹介。オープン時はオーガニックコットンのタオルやニューヨーク発の洗濯洗剤、バスオイル、リタさんがジュエリーブランドとコラボしたピアスなど8アイテムを展開する。今後の更新頻度は未定だが、頻度、アイテム数とも順次、増やしていく。また、商品調達については、買い取り形式と委託販売の両面で対応しているようだ。
マガシークは、中期計画で従来のファッションECからライフスタイルファッションECへと事業領域を広げる方針を掲げており、人気スタイリストによる幅広い商品提案を今後の布石とする。