工具など工場用副資材の卸販売を行なうトラスコ中山は12月19日、ヤフーの仮想モール「ヤフー!ショッピング」に出店した。モール出店は「楽天市場」「アマゾン」に続き3つ目。
これまで同社が取り扱う約18万点の商品の中から、プライベートブランド(PB)商品の一部を通販サイトで販売してきたが、一般消費者への「トラスコブランド」の認知度向上を強化するため、ヤフー店から一部のナショナルブランド(NB)商品の取り扱いも始め展開商品数を拡充。PBは約1万8000点、NBが約6万点で合計約7万8000点を販売した。すでに出店する「楽天市場」や「アマゾン」でも同様に商品数を増やし販売を始めた。
トラスコ中山は今期から「通販ルートの開拓強化」を掲げ、仮想モールへの出店を進めてきた。6月上旬に「楽天市場」に出店後、アマゾンにも出店。そして今回のヤフーに出店し主要3モールに店舗を構えた。今後は順次、各店で販売商品数を増やすなどして通販を強化していく考え。