「ファッションに関する疑問はコンシェルジュが解決」。海外ファッションのネット販売を手がけるwaja(ワジャ)は1月11日、「ツイッター」を活用して服の着こなしなどの質問に答えるサービスを始めた。ソーシャルメディア強化の一環として、既存顧客へのサービス向上につなげる狙いだ。
同社が開始したのは「wajaファッション・コンシェルジュ」サービス。従来から、カスタマーサポートセンターには商品などに関する問い合わせがあるが、「電話するほどではないこと」など、消費者がもっと気軽に問い合わせできる場としてツイッターを活用する。
同社では今期、ソーシャルメディアの活用に力を注ぐ方針を打ち出しており、通販サイトだけでは十分ではない“接客"を補完する目的で、これまで新着の商品情報などを配信していたツイッターの活用方法を見直した。
新サービスを始めるのに当たり、マーケティング担当としてサイト上の特集企画の立案やメルマガ作成にも参加していた女性スタッフを専任のコンシェルジュに任命し、顧客の疑問・質問に答える体制を整えた。
同社では、「可愛い服を見つけたけど、どんな靴やバッグを合わせたらいいの?」「今年の服のトレンドは?」「初デートの鉄板モテコーデは?」など、ファッションに関する質問を気軽にwajaの公式アカウントにつぶやいてもらい、平日の営業時間内に答える。
新サービスはメルマガや同社ブログ、フェイスブックページで告知。いずれもコアなファンが多く、リピート率の高い既存客にサービスの周知を図る。