夢展望が4月11日から、商品検索アプリの配信を開始した。商品の検索性を重視したもので、アイコン表示されたカテゴリー分類で、取り扱う全商品を直感的に検索できる。商品検索アプリでサイトへの導線を設けユーザーの利便性を向上する。これまで展開していたコーディネートアプリと合わせて、複数のアプリを展開することでサイトへの入り口を増やし購買率を高める考え。
配信を開始したアプリは「夢展望+(プラス)」。自社通販サイトで取り扱う3000アイテムの商品検索が可能。カットソーやニット、シャツ、ワンピース、パンツ、スカート、インナー、バッグなど細分化したカテゴリー別にアイコンを表示。アイコンをタッチして商品を直感的に検索できるようにした。通常サイトで探すよりも少ない手間で商品に辿り付けるようにして、既存客の利便性を高める。
商品情報は平日毎日更新し、セールやイベント情報を配信。検索した商品から、通販サイトへアクセスして購入することができる。
同社が配信するアプリは「夢展望+」で2つ目。これまで自分の画像を利用してコーディネートを考案できるアプリ「夢展望コレクション」を展開し、SNSで公開できることでくちコミが拡散。ダウンロード件数が10万件を突破し、新規客獲得につながっていた。一方で、使用可能な商品画像は200点と少なく、またサイトへの導線が分かりにくくアプリ経由の購入のハードルが高かった。新たに配信を開始した商品検索アプリでサイトへの導線を簡略化して既存客の利便性を向上する。
現状、売り上げの35%がスマートフォン経由となっており、今後、スマホ比率は50%まで高まると予想。2アプリの使い分けを促し、通販サイトへの誘導を強化していく考え。