トラッドスーツなどを製造・販売するニューヨーカーは4月16日、自社通販サイト「NYオンライン」をリニューアルした。同社では、展開するブランドごとに顧客が付いているため、サイトの最上部にあるブランドロゴをクリックすることで、好きなブランドの商品だけが表示されるようにした。これにより、ブランドごとの世界観を表現しやすくなったのに加え、ウェブ広告経由の訪問者の離脱を防ぐ。
トップページでは、これまでサイトの左側に置いていたカテゴリー検索などのナビゲーション機能をサイト上部に変更したことで横幅のスペースを確保し、一覧で表示する商品1点当たりの画像を大きくした。
また、商品一覧ページでは、各商品の画像の下にカラーチップを配置。色違いの商品も一目で分かるようにした。チップにカーソルを合わせると、選択したカラーの画像に切り替わる。
アイテムの詳細ページについても、これまではメーンの画像の下に配置していたカット写真などを右側に置いた。商品説明などのテキスト情報は画像の下に置くことで、スクロールせずにすべての画像が見られるようにした(画像)。
同社では、「サイト閲覧者の購入までの流れをとめないことが大事」(同社)とし、まずは画像を中心に見てもらえる構成とした。
なお、ブランドごとのページには、サイト内の最新情報を簡単にチェックできる「注目ピックアップ」と、いま売れている商品がタイムラインで流れていく「最近の売れ筋」コーナーを設けた。