ミクシィが定期購入サービスに参入した。9月18日、新規事業として定期購入型の通販サイトを開設。働く20代女性を対象に、「オフィスカジュアル」をテーマにアパレル商品を提案していく計画だ。年内はプレオープンとして展開し、状況を見て本格オープンにつなげていく。
開設した定期購入型の通販サイトは「プティ ジュテ」。「オンにもオフにも着られる、ちょっとオトナのファッション」をコンセプトに、働く20代女性に向けてアパレル商品を販売する。さまざまな商品やコーディネートを提案するなどで毎月ユーザーにアプローチできるとし、定期購入型サービスを選択した。
商品はミクシィが独自に企画開発する。フリーサイズのトップスをメーンに、毎月5種類を展開。会員登録したユーザーに好きな商品を一点、選択してもらう仕組みだ。
商品にはお勧めコーディネートやコラムなどを掲載した「スタイルカード」を同封する。商品は初月は1週間程度で発送。翌月以降は毎月中旬に発送する。
2カ月目以降は、毎月1日にサイトで「今月のコレクション」を更新。1日から5日までの「アイテム選択期間」内に商品を選択してもらう。お勧め商品を送る「おまかせ」サービスも行う。
販売数は、まずは先着1000人限定で開始。販売数の拡大などは状況をみて対応していく。
SNSの「mixi」とは別事業となるため、サービス間の連携は行わない。サイトへの集客は登録ユーザーへのメールや、「mixi」内へバナー広告を出稿するなどして行う予定だという。
商品の販売価格は、初回が3150円で翌月以降が4200円。いずれも送料無料で展開する。
同社は今年8月に新規事業を創出するための専門部署「イノベーションセンター」を開設。「プティ ジュテ」は「mixi」や「Find job!」に続く新規事業として立ち上げた。