本誌が行ったネット販売売上高調査「第12回ネット販売白書」では、ネット販売(BtoCの物販)実施企業上位300社の合計売上額は約2兆1547億円で、前年の1兆9400億円から11.1%伸びた。11年度は大手カタログやテレビ通販企業でもウェブチャネルの強化が進んだほか、震災後の備蓄、節電ニーズがネット販売市場にも好影響を与えた。一方、家電は地デジ商戦の反動から苦戦を強いられたケースが目立ったのに加え、デフレの進行から衣料品などは商品単価の下落が響いた企業も。ネット販売市場をけん引する売上上位300社の2011年度業績と分野別の市場動向を探った。
ネット販売白書 売上高ランキング(20~34の偶数ページと36~39ページに掲載)
ネット販売実施企業のネット販売売上高ランキング(1~300位)
EC総売上高、モバイル売上高、EC化率など詳細データを一挙掲載
【商材別EC市場分析 総合】
快走続けるアマゾン、大手総合通販もネット拡大
【商材別EC市場分析 衣料品】
モールが依然として市場のけん引役に
【商材別EC市場分析 化粧品】
既存大手概ね参戦、独自価値なければ「埋没」の恐れも
【商材別EC市場分析 健康食品】
市場拡大続く健食通販、存在感増すメーカー系
【商材別EC市場分析 PC・家電】
薄型テレビの需要が業績を大きく左右
【商材別EC市場分析 書籍、CD・DVD】
アマゾンの首位変わらず、気になるタワレコの動き
【商材別EC市場分析 食品】
イトーヨーカ堂が首位、食品宅配もモール型も好調
【ネット販売事業者に聞いたアンケート分析】
各社に聞くネット販売の課題は?
(続きは「月刊ネット販売」2012年10月号で)
※なお、「第12回ネット販売白書」のダイジェスト版を姉妹紙「週刊通販新聞」に掲載しており、通販新聞WEB版でも閲覧できます