ユナイテッドアローズ(UA)は、自社通販サイトの差別化策の一環として取り組んでいる動画活用を強化する。従来のメンズ商材のほか、ウィメンズでも動画によるスタイリング提案を始めたのに加え、今後は対象ブランドを広げて予約販売アイテムの訴求力を高める。
UAは、昨年2月にトライアルを実施したサイト内の動画活用を2012年秋冬シーズンから積極展開。まずは「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」と「ユナイテッドアローズ」の各メンズ先行受注会商品に限定して13の動画を制作し、スタイリングを見せながら商品のディテール伝える内容で、購入に結びつきやすい手法を模索した。
昨年暮れには、「ビューティ&ユース」ウィメンズ商品の中から先行予約品のドレス6スタイルを動画で紹介。外人モデルを起用して、生地のドレープ感やバックスタイルなどをしっかり見せた(=画像)。
今年2月上旬には「アナザーエディション」、3月には「オデット エ オディール」と「ジュエルチェンジズ」の動画撮影を計画しており、13年春夏シーズンでは動画ページでウィメンズ商材をさらに充実させるという。
新たに動画ページに加わるブランドのクリエイティブは決まっていないが、これまで同様に各5~6スタイルでスタートすると見られる。