ハンドメイド作品に特化したCtoC仮想モール「minne(ミンネ)」を運営するGMOペパボは12月6日、都内で優れた手作り作品を表彰する「minneハンドメイドアワード2018」の表彰式を開催した。「ミンネ」の認知と利用者の拡大、作家のモチベーションアップなどを目的に創設されたもので4回目の開催となる。
1万4000点超の応募作品の中から今回のグランプリに選ばれたのは子供服「真夜中のメリーゴーランドワンピースとヘッドドレス」(写真(上))で、「こちらの作品はメリーゴーランドの刺しゅうを使って、子供たちの楽しい時間をストーリーとしてあらわしている。刺しゅう自体のクオリティもだが、裏地へのこだわりなどお子様がストレスなく身に付けやすいように創意工夫をされている点。また、服としての使いやすさなどトータルで素晴らしい作品だと評価させて頂いた」(佐藤社長)とした。
同作品の作家である「lapi lapi(ラピラピ)」さん(写真(下)=前列中央右)は「娘が生まれたことをきっかけに子供服の制作を始めました。子育てをしていて感じた『早く立派に成長して欲しい』という想いと『このままずっとかわいらしい姿でいて欲しい』という相反する想いを形にしたいと思い、この作品を制作しました」と挨拶。ラピラピさんには賞金50万円などが贈られた。
なお、グランプリに次ぐ優れた作品に贈る「準グランプリ」はさかもとみなこさんが制作した1年365日分のすべての絵が「ひとふでがき」で描かれ、また絵のモチーフは例えば12月30日は「おおそうじ」、翌日12月31日は「じょやのかね」などとしりとりになっているカレンダー「2018年ひとふでカレンダー‐B4サイズ‐」が受賞した。表彰式にも登壇したタレントのりゅうちぇるさんが選んだ「特別賞(りゅうちぇる賞)」にはbrancheさんが制作した命名フレームと布製の絵本がセットになっている「刺繍と絵本で贈る命名ギフト‐First Gift Story‐」(写真(中))が選出された。