日本航空(=JAL)とJALUXは11月25日、ふるさと納税サービスを開始した。
JALグループでは以前より地域活性化プロジェクトである「JAL 新・JAPAN PROJECT」に取り組んでおり、航空運送事業を通じて、観光振興や地域産業支援などを図っていた。今回はその活動の一環として、「JALふるさと納税」のポータルサイト(画像)を開設。JALの持つ全国ネットワークと、JALUXの食品ギフト事業などで培ったノウハウを融合して運営していくという。
同サイトから寄付を行うことで、「JALマイレージバンク(JMB)」のマイルを貯めることができるのが特徴で、寄付額100円につき、JMBマイルを1マイル付与。加えて、「JALカード」による決済の場合、200円につきショッピングマイル1マイルを付与。「ショッピングマイル・プレミアム」の加入者は100円につき1マイルの付与となる。
開始時には20自治体が参加。返礼品には、旬の果物や新鮮な海鮮、肉類などの食品に加え、こだわりの伝統工芸品などを予定。また、地域の魅力を伝えるコンテンツ展開による旅行需要の喚起や、特産品の販路拡大、商品のブランド化や企画のサポートといった、地域経済の活性化に向けた活動も同事業を通じて継続的に行っていく考え。
開設記念キャンペーンとして11月25日から12月31日までの期間で、同サイトで2万円以上を寄附した顧客を対象に、景品をプレゼントする「寄附して当てよう!JALふるさと納税」キャンペーンを実施している。