楽天は5月8~11日の4日間、東京・原宿で「母の日 ハンドメイドギフト展」を開催した。
同イベントは、母の日ギフト向けのハンドメイド作品を展示するというもので、同社のフリマアプリ「ラクマ」に出品する、100名のハンドメイド作家による作品を展示。作品の横に置かれたパネルにQRコードを表示し、その場でスマートフォンからラクマで購入できるようにした。また、日替わりで人気ハンドメイド作家が来場し、展示会限定のギフト販売も行った。
アクセサリーやバッグなどのほか、母の日の定番といえるフラワーギフトも多数展示されており、花をモチーフとしたナチュラル志向のギフトが人気に。特に会場ではスワッグ(壁飾り)が注目を集めた(=写真)。ラクマにおいても、スワッグの取引成立率(出品中の商品のうち、売り切れとなっている商品の割合)は約9割という人気アイテムとなっている。
ラクマがこうした展示会を開催するのは初めて。取引実績をもとに、人気作家のアイテムを選んだ。同社新サービス事業C2C事業部PRチームの鶴原美穂氏は「フリマアプリはこれまで『中古品を買う』ための場だったが、近年はギフト需要が伸びている。オリジナリティーを求めてハンドメイド作品を買う人も増えている」と最近の状況を説明。ラクマに出品するハンドメイド作家は3万人を超えているという。イベント会場で実際に商品を手に取ることができるだけではなく、人気作家が来場したこともあり、作家のファンが多数訪れた。