ヤマトホールディングスが、ライブコマースによる生産者の販売支援の取り組みを開始した。仮想ライブ空間「SHOWROOM」のライブコマース機能「SHOPROOM」を活用し、商品の魅力や価格ほか、生産者の声や商品のバックストリーリーを生配信。第1弾として11月20~27日に、アイドルグルプAKB48の姉妹グループで瀬戸内エリアを本拠地とする「STU48」のメンバーが地元瀬戸内の思い入れのある生産者や商品について紹介している。
今回のライブコマースの取り組みは、コロナ禍における農家など地場産業の生産者が危機感を持っており、ヤマトグループが持つ物流ネットワークとSHOWROOMのライブコマースプラットフォームを融合し、商品の裏側にある生産者の思いを伝えることで、生産者に新たな販路を提供する目的で開始した。
第1弾では、STU48のメンバーが実際に生産者のもとを訪れ、インタビューしたオリジナル番組「STUの勝手に瀬戸内名産カタログ」と題し公開。番組公開後から7日間にわたり、その番組に出演し実際に生産者のもとへ訪れ話を聞いたメンバー2人がライブ配信を行い、取材の様子や生産者、商品について自身の言葉で紹介している。視聴者はライブ配信を楽しみながら、紹介商品を購入でき、購入した場合はヤマト運輸が届ける。