ビーノスグループで越境ＥＣ事業などを手がけているＢｅｅＣｒｕｉｓｅは５月１８日、ＵＣＣ上島珈琲とＪＴＢと連携して、海外向けにＵＣＣのコーヒーに関するオンラインライブ中継ツアーの販売を開始した。越境ＥＣによる商品販売もセットのプランになっている。
発売するプランは「ＵＣＣコーヒー×ＪＴＢ×Ｂｕｙｅｅ特別企画 ＵＣＣコーヒーの美味しさとその秘密を知る オンラインライブ中継見学ツアー（抽出実習付き）」。
元々、アジアのコーヒー需要の増加に伴い、兵庫県神戸市にある「ＵＣＣコーヒー博物館」に海外からの来訪者があったが、コロナ禍で、現在は来館が難しい状況となっている。そのためオンラインを活用して、同博物館に加え、ハワイにある「ＵＣＣコーヒー直営農園」からライブ中継し、英語ガイドによる案内やコーヒーの淹れ方などの案内を提供するという。
さらにツアー参加者には、事前にＢｅｅＣｒｕｉｓｅによる海外代理購入サービス「Ｂｕｙｅｅ」に会員登録することで、ＵＣＣドリップコーヒーのギフトセット「チョコフルチーズに合うセット（６個入り）」も越境ＥＣで販売。参加者はツアー当日に同セットを使って、自宅でプロの抽出技術やフードペアリングを学びながら、コーヒーのドリップに挑戦できるワークショップにも参加できる。
価格は６０００円で、定員は２０人。アジア在住の親日家やコーヒー愛好家がターゲットになる。初回のツアーは７月３日に行い、年内は９月、１１月にも開催する予定。
アフターコロナに向けた訪日意欲を喚起するとともに、訪日が叶わないことによる”日本ロス”の消費意欲の取り込みを図る考え。