文化・アート・趣味領域に特化したプラットフォームを運営するミューゼオは7月6日、ハイエンド品のD2Cサービス「ミューゼオファクトリー」を刷新し、作り手が持つ背景やストーリーなどの文脈を伝えることにフォーカスする。
「ミューゼオファクトリー」は”ずっと愛せるもの”をテーマに、作り手が経験と技術などを結集して作り上げる製品を世に出すサービスで、椅子の神様と呼ばれる宮本茂紀氏が厳選した銘木を使用した「銘木コースターLegna」や、究極の触り心地を目指した銀の石「握り石Dharma」などを企画・販売してきた。
今回のリニューアルでは、製品ごとに開発者の思いや技術、生産背景について理解を深められるコンテンツを整備。インタビュー記事や素材についての記事など、さまざまな切り口を準備し多様化する価値観にフィットできるようにする。
また、オンラインジャーナル「ミューゼオスクエア」など同社が提供するサービスとの連携を強化し、利用者がより体系的な知識を深められるようにサイトデザインと設計を刷新した。
今後は工場見学や作り手との対話など、リアルとオンラインをバランスよく組み合わせ、利用者それぞれが気になるコンテクストを通じてモノとの出会いや好奇心を深め、より楽しめるような体験の連鎖を目指す。