東急百貨店は１２月７日、シニア住宅に住む人に向けて新たな買い物体験を提供するリモート接客サービスを、東急イーライフデザインが運営するシニア住宅「グランクレール」を皮切りにスタートしたと発表した。
新サービス「東急百貨店 本店 コンシェルジュによるシニア住宅向けリモート接客サービス」は、”百貨店ならではの上質な商品を住宅内でも購入したい”「気軽に買い物の楽しさを味わいたい」という入居者の声に応え、住宅内の多目的ホールと東急百貨店本店のコンシェルジュサロンをオンラインでつなぎ、コンシェルジュの目利き力を生かした上質な商品を提案するという。
事前のヒアリングを踏まえて入居者のライフスタイルやトレンド、季節感を加味し、コンシェルジュが本店内から商品をセレクトして使い方や着こなし方などをていねいに説明する。
リモート接客には臨場感のある５５？大型ディスプレイを使用。個別の接客ではなく複数の参加が可能なため、入居者はイベント感覚で気軽に参加できるのも特徴だが、要望に合わせて個別の接客にも対応する。
当該サービスの第１回は１２月９日に「グランクレール世田谷中町シニアレジデンス」で開催し、屋内での装いを華やかにする羽織ものや、部屋で楽しめるワイン、総菜などを紹介したようだ。