仮想モールの「Qoo10」を運営するイーベイジャパンは3月20日、モール内で最も活躍した出店者を表彰する「Qoo10 AWARDS2022」において、各賞の受賞企業を発表した。最優秀賞は家電販売のヤマダ電機やインテリアECのジェネレーションパスなど日本企業5社と韓国企業の3社が受賞した。
今回は4つの部門を設け、顧客の満足度や売り上げなどを指標に選出している。受賞者は合計92社で、日本からは60社、韓国からは26社、香港からは1社、加えて5人のインフルエンサーを表彰した。
まず、最優秀賞は韓国コスメの「NATURE REPUBLIC公式」やスキンケアの「パーフェクトワンフォーカス公式」、「ヤマダ電機Qoo10店」、女性用下着の「aimerfeel」、韓国食品の「韓国発CJオフィシャルストア」、韓国アパレルの「VARZAR公式」、ジェネレーションパスの「リコメン堂」、K‐POP音楽専門流通の「SixKShop」が受賞。
カテゴリー賞は日本企業の47社、香港企業の1社、韓国企業の15社が受賞。特別賞は日本企業の8社、韓国企業の8社が受賞。インフルエンサー賞は日本から3人、韓国から2人がそれぞれ受賞した。
なお、同モールは登録会員数が昨年末で2300万人となっており、売り上げが拡大。前回のアワード時と比べて、国内外からのブランド公式ショップの出店数が増えており、引き続き、韓国の美容品やファッションの人気が高まっているという。これに伴い、今年は新規部署を設立して、ショップ運営に参考となるような情報提供の支援を拡充。加えてセキュリティシステムの強化も推進するとしている。