イケア・ジャパンは2月27日、アプリや公式サイトにおいて、AIを活用した空間デザインのレイアウト機能である「イケア クリアティーヴ」を追加した。
同機能は利用者が撮影した自身の部屋をデジタル空間として各デバイスに投影し、その画面上に登録されている同社の家具やアクセサリーを配置することで生活空間を自由にデザインできる機能となっている(画像)。また、同社が用意した50以上の3Dショールームを元にデザインを変更できる機能も有している。
スマートフォンやPC上で操作ができ、デザインした空間を「ビーフォー」と「アフター」で比較して視覚化できることから、家具の買い替えがよりイメージしやすくなるとしている。選択した商品は、デジタル空間内で移動、回転、積み重ねを行うこともできる。
また、同機能については最新のAI技術などを活用。顧客が撮影して生成したデジタル空間の中から既存の家具の一部やすべてを
消去し、新しい家具の配置や模様替えを簡単にデザインすることも可能となっている。
デザインのアイデアは、後からも見られるようにアカウントに保存することができ、選択した商品はECから購入もできる。