ネット販売などを手がけるジェネレーションパスの中国の子会社である新綻紡社は3月をめどに、ラオス人民民主共和国において全額出資による寝具製造の子会社を設立する。
新綻紡社では機能性繊維の研究開発を行っており、開発されたオリジナルの機能性繊維から商品企画、紡績、製品の製造までを一貫して実施。近年は機能性繊維の市場が拡大していることから、ラオス子会社の稼働により、これらの増加するニーズに対応できるよう柔軟に生産能力を拡大できる体制を構築する。あわせて、中国に対する地政学リスクを一定程度軽減することが可能になると見ている。
なお、ラオス進出に当たっては、寝具の製造販売を行う丸八ホールディングスのラオス子会社に立ち上げ時の製造を委託することで協議を行っている。