仮想モールの「Qoo10」を運営するイーベイジャパンは5月より、同モール内での販売手法をオンラインで学ぶことができる「Qoo10大学」の韓国版の提供を開始した。
同企画は、ネット販売の初心者から実績のある出店者まで、その経験値や目的に合わせて、販売のコツやツール・機能の使い方を習得できる仕組みとして提供しているもの。ライブ配信のセミナーや成功事例の紹介を行っており、出店者がそこから自発的に学ぶことで販売実績の向上につなげることを目指している。
今回は同モールでの売り方がわかる動画・記事として、出店案内、出店事例の紹介、出店方法の説明、費用、サポート体制、ショップ運営のノウハウなどを公開している。
現在、同モールでは国内外から約1万7850店が出店しており、近年は韓国のコスメやファッション、フードなどの商品カテゴリーが拡大し、出店者数も伸長している。同モールを足掛かりに日本でのビジネスを視野に入れた企業の出店が見られるという。そのため、これまでは日本語版のみの提供だったが、韓国からのアクセスも増えたことで今回の韓国版の提供が決まった。