応援購入サービス「Makuake」を運営するマクアケは9月14日~16日の3日間、”推し”の商品と作りが生まれる買い物イベント「OC TOKYO(推しコマース東京)」を東急プラザ表参道「オモカド」内のイベントスペースで開催した。「マクアケ」で人気の13事業者が出店し、会場は来場者でにぎわった(画像)。
同イベントは、これまで「マクアケ」上で行われてきた、商品や作り手に対する共感、企業の姿勢などへの共鳴、良いと思う商品の他者への推奨といったプロセスを応援する活動に「推しコマース」という名を付け、同様の体験をリアルの場に移した買い物イベントだ。
イベントには、超冷感ブランケット「カバロス」を手がけるhap(ハップ)や、体重測定ができるバスマット「スマートバスマット」を販売するissin(イッシン)、起毛生地で保温性が高く、ストレッチ性にも優れたパジャマ「もちはだ」を手がけるワシオなど13事業者が参加した。
マクアケでは来場者と作り手がコミュニケーションをとって楽しめるコンテンツを用意。商品を作った事業者が店頭に立つため、ユーザーは直接、商品の魅力や事業への思いを事業者から聞くことができるようにした。また、各事業者を推すユーザーが集まる”ファン集合タイム”を設け、ユーザー同士および事業者と交流できるようにした。
併設のカフェでは、熊本のクラフトコーラや、能登半島地震で被災した酒蔵を支援する日本酒など、「マクアケ」実行者のドリンクをイベント限定で販売した。
イベント前日に実施したメディア向け内覧会ではマクアケの坊垣佳奈取締役が登壇。昨今、”イミ消費”や”推し消費”といった消費行動が注目されていることに触れた上で、「『マクアケ』での応援購入自体が事業者さんへの推し活になっている」とし、リアルの場でも推しが生まれるイベントを開催して事業者のサポートを強化する。