アイリスプラザは9月27日、運営するアイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」(画像)に商品やサービスを出品できるマーケットプレイス機能を導入すると発表した。Mirakl(ミラクル)社が提供するプラットフォームを基盤に10月下旬頃から出店企業の募集を始め、12月初旬の公開を目指す。
「アイリスプラザ」は、アイリスオーヤマの商品を中心に家品や食品をはじめ、家具、ペット用品、日用品など5万点以上の幅広いアイテムを扱い、会員数は400万人に達している。
自社ECをマーケットプレイス化することで、「アイリスプラザ」で取り扱うカテゴリーや商品数、サービスを拡充し、サイト内で使用できるポイントの活用も広げることで、顧客の利便性向上につなげる。12月の公開後は出店企業と連携したキャンペーンを検討しており、出店事業者の売り上げ拡大に貢献していく。
なお、ミラクル社のマーケットプレイス機能はla belle vie(ラベルヴィー)がフラッシュセールサイト「GLADD(グラッド)」に採用したほか、ニトリも導入して自社EC内で外部企業の商品を販売できるようにする計画。