ヤーマンは1月31日、サウジアラビアでECを開始した。中東での展開は初めてで、これにより海外展開は15か国目となる。美顔器3アイテムを取り扱い、周辺のクウェートやバーレーンなど近隣の4地域も配送エリアとする。女性の社会進出の加速によって美容需要が高まると予想。美容クリニックを通じた展開も行い、事業の拡大を図る。
開設したのはアラビア語に対応したECサイト「ヤーマンアラビア」。取り扱う美顔器は表情筋へアプローチする「メディリフト プラス」と、美容成分を届ける機能を実装した「フォトプラス プレステージ SP」、皮脂汚れを除去するという「ハイドラブライトスキン」の3アイテム。SNSインスタグラムアカウントを開設し、情報を発信する。
美容クリニックでの取り扱いも開始し、首都リヤドで展開する「SKN.クリニック」や「Allureクリニック」と連携する。首都リヤドに構え、美容への感度が高い人が集まるクリニックで展開し、技術力を強みに日本発のグローバルブランドとして育成を図る考え。
今後、同国の可処分所得の増加や外出の機会の増加により美容意識が高まると予想。東京・銀座の基幹店にはサウジアラビアからの来店者もあり需要があると判断した。