ハーバー研究所は中国市場の販売戦略を見直す。これまで現地の複数の販売代理店と契約していたが、マーケティング強化を目的に1社に集約した。代理店との関係強化を図り、商品政策や店舗出店で効果的なマーケティング戦略を行う。
総売上高に占める海外売り上げ比率は、6%程度とみられる。中国の景気低迷、旧代理店の在庫調整を行った関係で輸出が減少した。
海外展開は、昨年末にオーストラリアに進出している。化粧品専門店「ダブルコスメティクス」への卸販売を開始。国内で20~30店舗を展開しており、売り上げ上位5店舗で販売を始めた。このほか、モンゴルなどアジア圏にも進出している。
進出国は、ほかに韓国、シンガポール、米国。中国向けに越境ECも展開している。