ベースフードは5月28日、米国市場から撤退する。米国市場における関税政策の不透明さが増していることを受けて、経営資源をアジア圏に集中する。
米国市場へは今年2月に、進出した。米国アマゾンやウォルマート、クローガーといった大手ECサイトで販売していた。米国は2018年の現地法人を設立し20年に撤退して以降2度目の展開だった。
取り扱うのはクッキー「BASE Cookies」で、米国市場向けに改良・「かんたん・おいしい・からだにいい」を訴求して、健康を気にする人のおやつとして提案し、新規顧客との接点を拡大していた。