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オンワードとストライプ パートナーシップを締結、ECでは9月に相互出店

オンワードホールディングスとストライプインターナショナルは7月3日、主力のファッション分野における次世代ビジネスモデルの共同開発を目的に、ブランドメーカー同士の戦略的パートナーシップを結んだ。
百貨店とF2層(35~49歳)が主力のオンワードと、ショッピングセンターおよびF1層(20~34歳)がメインのストライプが連携することで、双方が新しい客層の開拓につなげるほか、AIやIoTなど新しいテクノロジーの共同利用を推進してオムニチャネル時代に適応したビジネスモデルの開発を目指す考えで、両社が運営するECモールに基幹ブランドを相互出店するのに加え、実店舗の共同開発や共同マーチャンダイジング(MD)の推進など幅広い領域でタッグを組む。
第1弾としては、9月上旬をメドにオンワードが主力ブランドの「23区」と「自由区」「組曲」をストライプが運営するファッションECモール「ストライプデパートメント」に、ストライプは人気ブランド「アースミュージック&エコロジー」と「アメリカンホリック」「コエ」をオンワードの自社通販サイト「オンワード・クローゼット」に相互出店する。オンワードはストライプの3ブランドの商品を自社倉庫に預かって販売。一方のストライプはデータ連携でオンワードの3ブランドを販売し、売れ分だけ自社倉庫に取り寄せて購入者に発送する。
詳細は未定ながら、両社の顧客基盤や新しいテクノロジーを用いた”オンライン共同販促”にも着手するという。
また、百貨店やショッピングセンターなどにおける実店舗の集客力や販売力強化を目的に、両社のビジネス基盤を活用して共同店舗開発や相互送客などを推進するほか、オンワードの強みであるグローバルな企画生産プラットフォームとストライプが得意な商品企画力・マーケティング力の活用などを通じ、両社の商品力強化に向けた共同MDを推進する。将来的には、ジョイントベンチャーの構築も視野に両社のパートナーシップを強化していく。

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