海外ファッションのネット販売を手がけるwajaは2010年12月11日、顧客参加型イベントを東京・代官山のイベントスペースで開催し、サイト利用者約120人が集まるなど盛況だった。
同社の「wajaガールズパーティー2010」は、ゲストに人気スタイリストの亀恭子さんとファッションジャーナリストの宮田理江さんを招いて、来場者のコーディネートコンテストやゲストのトークショー、さらにリアル販売会も行った。
会場には、ウェブで応募した幅広い年齢層の女性客約120人と、一部、同伴した男性客や家族連れの姿も見られた。
通販サイト「waja」で購入した商品を着用することが応募条件のため、参加者はワンピースやバッグ、靴などを思い思いに身に着けて参加したようだ。
同社では、受付け時に顧客の全身写真を撮影し、コンテストの判断材料とした。
亀さんと宮田さんが選んだベストコーディネート賞には、友人同士で参加した学生2人組がそれぞれ受賞(写真)。2人には、亀さんと宮田さんが選んだニューヨークブランドのバッグなどをプレゼントした。このほか、同社スタッフが6人を特別賞などに選んだ。
パーティー終了後、同社サイトで人気の海外ブランド約300アイテムを集めたリアル販売会を開催。パーティーの参加者に加え、近隣のカフェなどに配布したフライヤーなどを見て来場した消費者もいたようだ。
販売会では、試着スペースを設けるなど、普段、ネット上ではできないサービスに取り組んだ。
パーティー自体は、開催目的でもある“顧客のロイヤリティーアップ"につなげることができ、「手応えをつかんだ」(同社)とするが、同時にリアル販売会では集客面、売り上げともに課題が残ったとして、今後のイベントにつなげたい考えだ。