大豆製品の製造販売を行うマルコメは9月19日から、大豆粉を使ったクッキーを発売する。通販サイト「LOHACO(ロハコ)」で先行して販売し、「ロハコ」が開催するリアルイベントでも出品する。
発売したのは「ダイズとアーモンドのロカボクッキー」(価格は398円)で、大豆粉とアーモンドで仕上げたクッキーとなる。隠し味に味噌を使用し、コクのある味わいが特徴という。
大豆粉とアーモンドを使い、小麦粉の使用量を抑えて糖質を抑制した。クッキー1枚あたりの糖質量は0・9グラムで、10枚入り一袋の糖質摂取量は10グラム以下に抑えることが可能となっている。
パッケージは、大豆がパンダになった「パンダイズ」と、アーモンドがクマになった「べアーモンド」が風船に見立てたクッキーを持って浮いているイメージをあしらった。キッチンやリビングなど生活に馴染みやすいデザインを意識したという。
ターゲットは健康志向の男女で、子どもや家族のおやつの需要を見込む。罪悪感なく食べられる「ギルトフリー」の1つとして提案し、間食などの需要に対応する。
同商品はロハコで先行販売する。リアルイベント「暮らしになじむLOHACO展2018」でも取り扱い、し好性の高いロハコの女性顧客への認知度向上を目指す。
同社は、大豆を使った「ダイズラボ」ブランドを店販向けに展開し、お菓子作りに使う小麦粉や肉などの代替品としての提案をすすめてきた。大豆粉粉を使ったクッキーの取扱いは初めて。今後、店頭向け商品での大豆粉を使ったクッキーの展開は未定としている。