メルカリは11月15日、メルカリ米国版で出品した商品の梱包と配送を代行するサービスを開始した。専門スタッフが梱包を代行し、通常の段ボールに入らない大きな荷物や割れやすい食器などの取引拡大につなげる。
開始したのは「メルカリ パックアンドシップ」で、現地の配送業者「ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)」と連携。全米4700カ所に構えるUPSの店舗で受け付ける。店頭でメルカリが配信した二次元バーコードを提示して商品を引き渡すと、UPSの店舗スタッフが配送伝票の印字と梱包、発送を行う。商品を持ち込むだけで発送手続きがすべて完了する仕組み。
料金は10ポンド(4・5キログラム)以内の商品は全米一律20ドルとし、重量で料金が変動する。5営業日以内に届ける配送保証を付けた。
メルカリ米国版は従来から、米国郵便公社など2配送業者と提携して配送サービスを充実してきた。UPSとは梱包と配送を代行するサービスのほか、日本ですでに展開している匿名配送でも連携した。