家事代行サービスを提供するCaSy(=カジー)は11月18日から、料理代行の依頼時に、アマゾンジャパンと連携して必要な食材をアマゾンの生鮮品のネット販売サービス「Amazonフレッシュ」から購入できるサービスを開始した。これまでカジーの料理代行は実施当日までにメニューの打ち合わせと食材の調達をしておく必要があり、その際は利用者自身が事前に購入しておくか、別途1500円を徴収する「買い物代行」によりカジーが代理購入する流れだったが、利用者からはメニューの打ち合わせや買い物が手間だという要望があがっていたという。こうした要望を受け、カジーでは従来のメニューを利用者が自由に決められる「フリーコース」に加えて、同社からメニューを提案する機能「おすすめコース」を追加し、当該メニューに必要な食材については「Amazonフレッシュ」から調達できるようにした。
「おすすめコース」はカジーが提案する季節の食材を生かした8品のセットメニューとしてA・B・Cの3コースを用意。利用者は必要な食材を「Amzonフレッシュ」からも選択できるようになる。Amazonフレッシュで購入した食材の代金は利用者が遷移したアマゾンのサイトで決済する。カジーは利用者の食材の買い物の手間軽減を図る。アマゾンは同サービス経由からの新規顧客の獲得を狙う考えのようだ。