【News】顧客満足度調査、アマゾンが通販で1位

サービス産業生産性協議会が4月12日に公表した、日本の主なサービス業を対象にした顧客満足度ランキング(日本版CSI)の2010年版によると、通販企業への満足度は、昨年に続いて他業界よりも高いことが分かった。

同調査では、日本の主なサービス業31業界・350社を調査、指数化して100点満点で評価した。通販企業では、家電量販店のネット通販やネットスーパーなどを新たに調査対象としている。その結果、上位40社の中で通販関連企業が13社となり、昨年から2社増えた。

通販企業で最も高かったのは、アマゾンジャパンの「アマゾン・ドット・コム」で、全体でも3位(79・7点)。昨年の7位からランクアップしている。各項目とも高い評価を得ており、特にコストパフォーマンスや値ごろ感を意味する「知覚価値(価格への納得感)」への評価が高かった。

通販企業2位はファンケルの「ファンケル オンライン」(78・8点)で全体の4位。通販企業3位のアスクル(77・8点)で全体では9位、オフィス通販ではトップとなった。

昨年通販企業1位で全体では2位だった、ストリームが運営する家電の通販サイト「ECカレント」は通販企業4位(77・7点)、全体では10位となっている。

カタログ通販・テレビ通販の最上位はカタログハウスで、通販企業としては9番目。ジャパネットたかたと千趣会が続く。なお、全体の1位は劇団四季となり、09年のトップだったオリエンタルランドが運営する東京ディズニーリゾートを上回っている。

業界別の顧客満足度比較では通販が3位で、昨年の1位から順位は下がったものの、引き続き高い満足度を維持している。ネット販売やオフィス通販は評価が高かったものの、カタログ通販・テレビ通販企業が昨年調査から評価を下げた格好だ。

業界別の1位は自動車、2位はシティホテルだった。

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