米アマゾンは日本を含め、世界19カ国で10月13日から48時間にわたって実施した大型セール「プライムデー」(画像=日本のアマゾンのサイト)で、アマゾンで商品を出品・販売する外部事業者による売上高が前年のプライムデーに比べて60%増となる35億ドル(約3700億円)となったと発表した。同社の直販売り上げを含むプライムデー全体の売上高は明らかにしていないが、同社によると売り上げの伸び率は直販よりも外部事業者経由の方が高かったとしている。
なお、「プライムデー」における日本単体売上高は開示していないが「プライムデー」の流通総額拡大のため、コロナ禍の影響を受ける中小事業者を支援するという目的などから9月28日から10月12日まで、アマゾンに商品を出品する中小規模の販売事業者が販売する対象商品を1000円以上購入した顧客に「プライムデー」の期間中に利用できる1000円分のクーポンを付与する取り組みなどが奏功してか、「プライムデー」期間中の外部の販売事業者の販売個数が約800万個になったとしている。
日本における「プライムデー」では「ワイドハイターEXパワー 大 詰替え用880ml×2個」「Echo Show5スクリーン付きスマートスピーカーwith Alexa」「パンパース オムツ肌へのいちばん 156枚」「コカ・コーラい・ろ・は・す天然水ラベルレス 560ml×24本」などが売れ筋だったという。