メルカリは3月1日、BEENOSグループの協力で、アリババグループのCtoCマーケットプレイス「淘宝(タオバオ)」、フリマアプリ「閑魚(シェンユー)」と連携し、中国への越境販売を開始した。中国から「メルカリ」の一部商品を閲覧・購入することが可能になる。また、日本企業として初めて「シェンユー」と連携した。
「タオバオ」と「シェンユー」上で中国の消費者から注文が入ると、BEENOSグループが運営する代理購入用アカウント「BUYEE」公式アカウントが「メルカリ」上の商品を代理で購入し、検品・梱包後に中国の消費者へ発送する。「メルカリ」の出品者は、これまで通りの配送方法と配送料での取り引きが可能となっている。
同社では昨年10月から、「タオバオ」と「シェンユー」にて実証実験を行っており、実験開始初日に「メルカリ」の商品が購入されたほか、想定より早く目標を達成するなど、中国におけるニーズが把握できたという。また、「タオバオ」ではライブコマースも実施した。