カー用品の販売などを手がけているオートバックスセブンは4月12日、中古車の個人間売買をサポートするフリマアプリ「クルマのえん」の提供を開始した。
元々同社では、実店舗において中古車の買い取り・販売を実施しているが、今回はCtoCでの中古車取り引きを専用アプリの提供で支援していく。
同アプリでは、2つの方法で自動車の出品が可能。同社が手がける車買取査定システム「査定Dr.」を活用したオートバックス実店舗での査定による結果をもとに出品する方法と、スマートフォンなどで手軽に査定ができる「オンライン査定」の結果をもとに出品する方法がある。なお、出品者側には車両本体価格の10%のシステム利用料が必要。
購入者は出品車両が「店舗査定」と「オンライン査定」のどちらかが実施されているかをアプリのホーム画面上にある車両写真左上のマーク表示によって確認。
また、合わせて自動車の内装や外装の状態についても5段階の評価で状態目安として確認ができる。加えて、車両検索時には、簡単検索機能により「スポーツタイプ」や「アウトドア」、「大人数が乗れる」といった購入希望車種の特徴や利用目的ごとにタグ検索ができ、求めているイメージに近い自動車を感覚的に探すことも可能。
そのほか、売買契約成立後の名義変更などの書類手続き・陸送による納車まで一連の取り引きもサポート。顧客同士で直接、納車作業をするのではなく、同社が実店舗サービスで活用している自動車の配送業者を通じて、納車する仕組み。輸送距離に応じた利用料が必要になる。