アマゾンジャパンは8月24日から、通販事業者向けID決済サービス「AmazonPay(アマゾンペイ)」を導入する通販サイトでアマゾンペイで決済した顧客に決済額の0・5%分を還元する取り組みを開始した。アマゾンペイ決済時にアマゾンが販売する「Amazonギフト券」を使った場合のみ限定。還元分は原則、決済月の翌々月下旬にユーザーのアマゾンアカウントのAmazonギフト券の残高に自動的に反映される仕組み。
「アマゾンペイ」とはアマゾン顧客が自身のアマゾンアカウントでログインし、すでに登録している配送先情報をそのまま利用して導入する通販サイトでも登録済みのクレジットカード経由などで決済できるID決済サービス。昨年6月からアマゾンペイの支払い方法として、これまでのクレジットカードに加えてAmazonギフト券を追加。コンビニエンスストアなどで現金でも販売するAmazonギフト券に対応することで、ネット販売サイトでのクレジットカード利用を控えたい層の利用も取り込み、また、アマゾンペイの導入ECサイトであれば、これまでアマゾンのサイトでしか利用できなかったAmazonギフト券が実質的に当該サイトでも決済に使用できるようになり、Amazonギフト券の拡販につなげる考えだったよう。今回の0・5%還元でさらにAmazonギフト券の拡販を狙う考えだ。