楽天グループは2月25日、ネットスーパーを運営するためのプラットフォーム「楽天全国スーパー」に、南関東で展開するスーパーマーケットチェーン「いなげや」が出店すると発表した。
「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに受注管理やオンライン上の決済などの機能を提供するプラットフォームで、1月から提供を開始している。西友と運営する「楽天西友ネットスーパー」で培ったノウハウを生かし、全国のスーパーマーケット事業者を対象に、受注管理やオンライン上の決済などネットスーパーを運営するためのシステムとなっている。
「いなげや」などを展開するいなげやとの間で、出店について合意する契約を同日に締結した。今夏より同プラットフォームに出店し、ネットスーパーサービスの提供を開始する予定という。
「いなげや」は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に、食品を中心としたスーパーマーケットを現状、132店舗展開しており、2018年2月には楽天が運営する仮想モール「楽天市場」にも出店している。