ZOZO(ゾゾ)は8月24日、ワークアウトの進捗をサポートするボディーマネジメントサービス「ZOZOZFIT(ゾゾフィット)」を、グループのZOZO Apparel USAを通じて米国で提供開始した。
「ゾゾフィット」は、3D計測用ボディースーツ「ゾゾスーツ」の技術を活用した初のサービスで、ゾゾスーツ本体(税別98ドル)を購入することで、「ゾゾフィット」専用アプリを通じた計測サービスを利用できる。
「ゾゾフィット」はジムや自宅にいながら手軽で高精度な3Dボディースキャンおよび計測データのトラッキングが可能だ。ゾゾスーツを着用し専用アプリの起動後にスーツ全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで360度撮影することで、簡単かつ高精度に体型を計測することができる。
約2万個のドットマーカーを空間上で検出することで、肩幅や胸囲、腕周囲、ウエスト周囲、ヒップ周囲、太もも周囲、ふくらはぎ周囲の7つの主要な部位の計測結果が表示される。ワークアウトの進捗は、ゾゾスーツの計測によって生成される精緻な身体3Dモデルをアプリ上で確認でき、成果が可視化されるため、トレーニング強化が必要な部位の見極めなどにも役立てることができるという(画像)。
今後、「ゾゾフィット」は目標設定機能の導入やアプリ上からのシェア機能、心拍数や運動強度などの総合的な身体指標をとり入れるなどのアップデートを予定しているほか、現在はiOSのみの対応だが、今秋以降にアンドロイドアプリの提供を始める予定だ。