Amazon,co,jp販売事業者アワード2022 最優秀賞にYogibo

 アマゾンジャパンは10月13日、仮想モール事業「アマゾンマーケットプレイス」で商品を出品・販売している優れた販売事業者を表彰する「Amazon,co,jp販売事業者アワード2022」の受賞事業者を表彰、発表(=写真)した。今回から新設した家電&オフィス用品、ライフ&レジャー、消費財、ファッションの4ジャンルの中で最も優れた出品事業者を表彰する最優秀賞には2014年9月からアマゾンで出品を開始した独自ビーズクッションなどを販売するYogiboらを選出した。

 同日開催の表彰式に登壇したYogiboの有馬真一郎セールスグループゼネラルマネージャーは「現在、Yogibo(の店舗)は93店舗あるが、まだまだ日本全国のお客様にお届けできているとは言えない。アマゾンという素晴らしいサービスを使って多くのお客様に支持頂ける販売方法を確立できれば」とあいさつ。なお、最優秀賞にはYogiboのほか、電子機器メーカーのアンカー・ジャパン(アマゾン出店開始時期は12年5月)、衣料品や雑貨を販売するビームス(同14年11月)、プロテイン販売のエクスプロージョン(同16年7月)が選出された。

 「Amazon.co.jp販売事業者アワード」は「アマゾンマーケットプレイス」の出品事業者の中から、売り上げや顧客満足度などの指標をもとに優秀な販売事業者を選出、表彰する制度で出品事業者のモチベーションを高めるなどの目的で2015年に「Amazonマケプレアワード」という名称で開始したもの。

 今回のアワードでは「最優秀賞」のほか、家電や衣料品など10部門で特に優れた事業者に贈る「カテゴリー賞」、有料会員向けの衣料品などを購入前に試着可能なサービス「Prime Try Before You Buy」を活用して売り上げなどを伸ばす事業者に贈る「Prime Try Before You Buy賞」、法人・個人事業主向け販売サービス「Amazonビジネス」や決済サービス「Amazon Pay」、グループの AWSが提供する「クラウド・コンピューティング・サービス」などを活用し、事業を拡大する販売事業者に贈る「Amazonサービス活用賞」という新設した4部門に加えて、前回から継続している過去1年以内にアマゾンで商品の出品・販売を開始し、売り上げのほか、品ぞろえや顧客満足度などの指標が高かった事業者に贈る「DayOne賞」、アマゾンを通じて地場に根づいた魅力ある商品を販売する中小規模事業者に贈る「ご当地の魅力発信賞」、同社の物流代行サービスである「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」を活用して事業を急成長させた事業者に贈る「FBA賞」、日本から米国など海外のアマゾンの「マーケットプレイス」に出品して越境ECを展開する優秀な事業者に贈る「海外販売賞」、事業主向けECサービス「Amazonビジネス」で商品を販売し、事業を拡大させている事業者に贈る「B2B賞」をそれぞれ選出し、合計55社を表彰した。

 なお、「カテゴリー賞」はパソコン周辺機器などを販売するバッファロー(家電・カメラ・AV機器部門)や寝具販売のコアラスリープジャパン(ホーム・ペット部門)など31社、「Prime Try Before You Buy賞」はデニムの販売などを行うG‐Star RAW(ジースターロゥ)、「Amazonサービス活用賞」は独自栄養食販売のベースフードなど2社、「DayOne賞」は自転車販売のエイチームコマーステックなど4社、「ご当地の魅力発信賞」は新潟の米穀販売専門店のお米のたかさかなど5社、「FBA賞」は布団用クリーナーを販売するレイコップ・ジャパンなど3社、「海外販売賞」は宇治茶などを販売するヤマサンなど3社、「B2B賞」は工具や塗料などを販売する大都など2社が各賞を受賞した。

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