紳士服の企画・販売などを行う青山商事は10月13日、「洋服の青山」の公式通販サイトを刷新し、サイズレコメンドシステムの「unisize(ユニサイズ)」などを導入した。
同ツールはアパレルEC向けのサイズレコメンドシステムで、3500ブランドを超える服のサイズデータに加えて、体型などに関するアンケートをもとに推奨サイズを案内するシステム。
アパレル通販の顧客にはサイズが分からなかったり、試着ができないなどの不安や悩みを持っているケースが多いと想定。今回導入するサイズレコメンドシステムでは、年齢や性別、よく着る洋服のブランドといった最短1分で回答できるアンケートに答えるだけで、回答者に合った推奨サイズを案内できるという。
また、従来、スーツを通販で購入する際は、サイズ設定が細かいことなどから実店舗での購入履歴があることや試着予約を通じて購入したことのある場合以外は、ハードルの高いアイテムとなっていた。
今回、このハードルに対して、顧客自身のスマートフォンで撮影した正面と側面の全身写真を登録するだけで、AIが自動体型採寸からサイズを導くなど、スーツのサイズ不安解消に繋げることができるとしている。
さらに、サイト内での過去の購入データをもとに、アイテムごとの推奨サイズを案内して買い物をサポート。また、商品関連キーワードを常時表示させることでいつでも簡単に絞り込みができるほか、用途や色柄など簡単なアンケートからお勧めのスーツを紹介するマッチング機能により、目的の商品まで素早くたどり着くこともできるようになったとしている。
そのほか、ブランドごとの訴求ページも新たに作成することで、同ブランドでのコーディネートをしやすくするといった刷新も行っている。
なお、今回の刷新に合わせて、同日から10月28日まで送料無料キャンペーンも行っていた。